耐震について

木造住宅の耐震性能見える化

当社実績物件(K邸)
倒壊に至った建物

 一般に木造の民間住宅では「N値計算」といわれる接合金物の計算で構造設計を終えることがほとんどです。
この計算方法は意匠設計事務所でも可能ですが、この計算だけでは設計できないような住宅の場合、「許容応力度設計」といわれる方法で構造設計事務所が構造設計を行います。
ただ、この「許容応力度計算」はマグニチュード5以上7未満の「中地震」に対しての検討であり、いわゆるマグニチュード7以上の「大地震」に対しては検討を行っておりません。
そこで当事務所では、「wallstat」というコンピューター上で振動解析実験が行えるソフトを用いて、「大地震」時に建物が崩壊・倒壊しないかどうかの確認を行っています。

耐震診断について

震診断の重要性
震災に備える家に住むこと

日本は言わずと知れた地震大国です。
関西で起きた阪神大震災や記憶に新しい東日本大震災など甚大な被害が実際に起きている状況です。
また南海トラフ大地震の予測など、中四国地方も地震への対策は必須と言えるかと思います。

対策の第一手として耐震診断を行うことがとても重要です。
家族や大切な社員を守るため、まずは生活の土台となる自分の家や会社が十分な耐震強度を持っているか確認されることをお薦め致します。
補強を行う基準としては震度7を記録した阪神淡路大震災において1980年以前に建てられた家(旧耐震基準)が倒壊や大破などの大きな被害を蒙り、それ以降に建てられた家(新耐震基準)は比較的被害が少なかったという調査結果が出ています。

上記基準に乗っ取っていても耐震補強すべき家屋やビルはございますので、耐震に関してご不明点などございましたら零建築設計事務所まで遠慮なくご相談ください。

造設計事務所だから安心
デザインだけの家にならないように

建築事務所には大きく分けて「意匠」を専門に設計される事務所と「構造」を専門にしている設計事務所があることはご存知でしょうか。
両方とも家を建てるために大切な要素ですが、零建築設計事務所は後者を専門にしている設計事務所です。

意匠設計は家の内装や間取りなどデザインの部分を担当し、構図設計は力学的な構造計算の役割分担があります。
ほとんどの方にとって一生に一度の大切な家ですので「こだわりを持った家にしたい」という想いから意匠設計に重きを置かれる方も少なくありませんが、そのこだわりをもったデザインを実際に家として成立できるように分析・計算するのが構造設計者の仕事です。

つまり零建築設計事務所は本当に家が備えておくべき、強度をしっかりと確保した建築物をご提供できる設計事務所です。

しかも意匠設計事務所との繋がりも多数ございますので、デザインのパターンが限られることなく、ご依頼主様のご希望にあったデザインをご提供することも出来ます。安心の上に、自分好みの家を建てたいとお考えの方はぜひ零建築設計事務所までお問い合わせください。

倒的実績数
鉄筋・木造問わず豊富な実績

零建築設計事務所はこれまで木造・鉄骨・鉄筋コンクリート問わず、多数の建築物の構造設計を担ってきました。

木造ではお遍路さんで回る寺社の耐震や国の登録文化財に指定されている建造物の耐震補強事業に携わった実績がございます。
木造でこういった建築物の耐震に関する補強や改修実績があるのは中四国エリアにおいても弊社と他数社に限られます。
先祖から伝わる大切な古民家や耐震をお考えの社寺ご担当者様はぜひ弊社にお問い合わせください。
今までのノウハウを活かし、それぞれの建築物に適した補強・改修を行います。

鉄骨・鉄筋コンクリートにおいても学校や病院・福祉施設など公共性の強い設計実績がございます。
もちろん個人宅の実績も多数ございますので、公共・個人問わず、構造設計をしっかり行なった建物を建築されたいとお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。

耐震設計について

国有数の木造耐震実績
社寺の耐震も実績多数

零建築設計事務所は中四国エリア有数の木造建築の耐震補強の実績がございます。
お遍路さんの寺社など建築年数数百年に及ぶような貴重な建築物の耐震補強や改修の構造設計をお任せ頂きました。

一方で個人様の古民家の耐震補強、改修の構造設計も多数実績がございます。
公共・個人の隔たりなく、中四国エリアで実績があるのは弊社だと自負しておりますので、木造でお困りのことや今後耐震やリフォームをお考えの方はぜひ零建築設計事務所までご連絡ください。

零設計は一般住宅の設計も承ります

木造
木造
鉄骨
鉄骨
鉄筋コンクリート
鉄筋コンクリート

木造・鉄筋・鉄筋コンクリートの構造設計・耐震補強の実績多数!
中四国エリアで構造設計や耐震補強、リフォームをお考えの方は一度零建築設計事務所までお問い合わせください!